小部経典

3:ウダーナ

3.4. サーリプッタの経(24)

 このように、わたしは聞きました。或る時のことです。世尊は、サーヴァッティに住しておられます。ジェータ林のアナータピンディカ〔長者〕の園地において。さて、まさに、その時、尊者サーリプッタが、世尊から遠く離れていないところで、結跏(両足を交差する坐法)を組んで、身体を真っすぐに立てて、全面に気づきを現起させて、坐っていたのです。まさに、世尊は、尊者サーリプッタが、遠く離れていないところで、結跏を組んで、身体を真っすぐに立てて、全面に気づきを現起させて、坐っているのを見ました。

 そこで、まさに、世尊は、この義(道理)を知って、その時に、この感興〔の言葉〕を唱えました。

 「また、山の巌“いわお”が、動揺せず、しっかりと確立しているように、このように、迷妄の滅尽あることから、比丘は、山のように、動じることがない」と。

 〔以上が〕第四〔の経〕となる。