小部経典

3:ウダーナ

3.5. マハーモッガッラーナの経(25)

 このように、わたしは聞きました。或る時のことです。世尊は、サーヴァッティに住しておられます。ジェータ林のアナータピンディカ〔長者〕の園地において。さて、まさに、その時、尊者マハーモッガッラーナが、世尊から遠く離れていないところで、結跏を組んで、身体を真っすぐに立てて、身体の在り方についての気づきが内にしっかりと現起され、坐っていたのです。まさに、世尊は、尊者マハーモッガッラーナが、遠く離れていないところで、結跏を組んで、身体を真っすぐに立てて、身体の在り方についての気づきが内にしっかりと現起され、坐っているのを見ました。

 そこで、まさに、世尊は、この義(道理)を知って、その時に、この感興〔の言葉〕を唱えました。

 「身体の在り方についての気づきが現起され、六つの接触の場所(眼・耳・鼻・舌・身・意)において〔自己が〕統御され、常に〔心が〕定められた比丘は、自己の涅槃を知るであろう」と。

 〔以上が〕第五〔の経〕となる。